DEGIRMEN(でぎるめん)

  • 2015-4-28

池袋駅C1出口から徒歩2分のところにある『DEGIRMEN』は、トルコのパンを販売する日本で唯一のパン屋さんです。

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2013年にオープンしてから何度も雑誌に取り上げられている話題のお店です。お昼頃に取材に伺った際も、店内はお客さんでいっぱいでした。

フランスパンなどに比べるとトルコのパンはあまり馴染みがありませんが、実はトルコのアナトリアというところがパンの発祥の地なのだそう。ヨーグルトもトルコが発祥という説があるそうで、さすが世界三大料理のうちの一つに選ばれているトルコ料理ですね。

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店内にはトルコの絵皿などが飾られています。

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クリームパンやクロワッサンなどのお馴染みのパンと一緒にトルコのパンが並んでいます。トルコの国旗が目印ですよ♪

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こちらがお店で一番人気の「シミット(150円)」。ゴマがたっぷりかかったドーナツのような形のトルコパンです。弾力のある食感で、生地のほどよい塩気とゴマの香ばしさが素朴なおいしさ♪

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「ほうれん草のポアチャ(180円)」は、トルコでポピュラーなお惣菜パン。ふんわりとした生地の甘みと中に入っているほうれん草とクルミの塩気がマッチしていて、バターの風味が口いっぱいに広がります。

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「アチュマとろけるチーズ(180円)」は、やわらかな食感のデニッシュのような生地にトルコ産のチーズが入っています。

ポアチャとアチュマには、お肉やオリーブが入ったものなど他にも種類があるので、いろいろと試してみたくなりますね。

本国で使っていたというトルコの石釜を使って焼き上げたパンはふっくらとして、日本のものとは焼き上がりが全然ちがうのだそう。生地をこね、発酵させ、焼き上がるのに一日がかりですが、「子どもの面倒をみるように」手間隙かけて作っているそうです。

パン生地に使う小麦粉は日本のものですが、具材のチーズやオリーブなどは輸入しているのだとか。

「日本はお米の国というイメージがあるし場所も遠いから、お店を開こうと思うトルコ人が少ない」と話してくれた店長のディキゴズ・オメルさん。日本にトルコのパンを売っているお店がなかったため、日本の方にトルコのパンの味を知ってもらいたい、とお店を始めたそうです。

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「ボクからのプレゼント」と言ってお土産にパンを下さったオメルさんは笑顔のステキな方。「トルコは、世界一パンを食べる国で、たくさんの種類のパンがあるんですよ」と言うオメルさん。今後はスタッフを増やして、現在25種類ほどあるパンの種類を倍に増やしていきたいそうです。お店に行くのがますます楽しみになりますね。
 
※価格は全て税込

DEGIRMEN(でぎるめん)
03-5944-9119
豊島区池袋2-22-3(地図)
8:00~20:00
定休日 木曜日
駐車場なし

※記事は2015年4月時点のものです。

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